中島みゆきの紅白を考察しよう

あけましておめでとうございます。

紅白歌合戦中島みゆき様が降臨した。
本当に感動したので、感動したポイントを書いていきたい。

衣装

今回の紅白衣装は第三形態まであった。
これは、中島みゆきが麦になられる為の粋な演出。 

第一形態:最初〜1番まで
全体的に白いドレス。 

第二形態:2番から〜大サビ前
1番歌い終わった後の間奏で、風が吹き、スカートの裾部分が白色から金色に変わったことで、麦になり始めた。

第三形態:大サビ〜ラスト
大サビ前に「マッサン」出演者の玉山鉄二シャーロット・ケイト・フォックスの映像になり、そこからもう一度中島みゆきの映像に切り替わると、金色の衣装に早変わりしており、見事、麦にならせられた。

演奏者陣

今回、全てが生演奏であり、豪華で感動した。
ちゃんと音楽やるぞっ!!て感じがした。
バグパイプもしっかりと生演奏。
バグパイプ、良い。

演奏者陣の顔を確認すると、中島みゆきのライブでお馴染みのバンドメンバーの方々がいた。

コーラスに宮下文一さんもいらした。
それらの演奏陣を束ねる指揮の瀬尾一三さんももちろん健在。
指揮がダイナミックだった。
演奏者達含めて中島みゆきって感じが良い。 

中島みゆき

最初、バグパイプが鳴っている時に中島みゆきのシルエットが見える。
ここで、既に鳥肌が立つ。
そこから歌い始め。

昨年10月に出たばかりの新曲を生放送で聞ける幸せ。
「嵐吹く大地も〜♪」から完全に中島みゆきワールドに。
そして、今回はフルコーラス。
朝ドラではかからない2番も歌う。

2番の歌詞もまた感動する。
「空よ、風よ、聞かせてよ、私は誰に似てるだろう〜♪」の部分の歌詞は本当に好き。
麦の唄を聞いているシャーロット・ケイト・フォックスさんの涙ぐんでいる表情にも泣けた。

衣装第三形態になって歌うラストは、今までと違った感情のこめ方で良かった。
大サビを歌い終わり、玉山鉄二さんとシャーロット・ケイト・フォックスに颯爽と歩み寄っていく姿は本当に格好良かった。 

12年ぶりの紅白歌合戦出場。
とても良いものを見て年をこすことができた。