【中島みゆき『組曲(Suite)』を1曲ずつ聴き込んでいく1】36時間

11/11(水)に発売された中島みゆき様の41作目のオリジナル・アルバム『組曲(Suite)』。

このアルバムをえらく気に入ったので、1曲ずつ聴き込んでみた。その感想を1曲ずつ書いていきたいと思う。

組曲(Suite)

組曲(Suite)

 

まずは、1曲目『36時間』。

アルバム1曲目だから勢いのある曲がくるのかと思ったら、子守唄のような静かで優しい曲だ。

「1日を24時間ではなく、36時間で捉えたみたら…」という前提で歌われるこの歌。

最近のみゆき様の曲は「生き急ぐな」と投げかけている歌詞が多い。『泣いてもいいんだよ』や『病院童』でも歌詞に出てくる。みゆき様が今の社会を見ていて強く感じていることなのだろうか。普通に生活していると分からないけれど、生き急いでいるのかな。

ふっと落ち着きたい時、心を休ませたい時に聴くととても良いと思う。