【中島みゆき『組曲(Suite)』を1曲ずつ聴き込んでいく6】空がある限り
11/11(水)に発売された中島みゆき様の41作目のオリジナル・アルバム『組曲(Suite)』。
このアルバムをえらく気に入ったので、1曲ずつ聴き込んでいくシリーズ。その6回目です。
今回は『空がある限り』。
そんな歌詞で始まるこの曲。まず「アゼルバイジャン」がどこなのか、分からなかったので調べてみる。
アゼルバイジャン共和国、通称アゼルバイジャン は、南コーカサスに位置する共和制国家。東ヨーロッパに含められることもある。北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面する。(ウィキペディアより)
知らなかった…どこかの国のある地域なのかなと思っていたたら、国なのか。っていうか、みゆき様はこの国を訪れたことがあるのかな。
そして、女満別。こちらもよく知らなかったので、調べてみる。
女満別町(めまんべつちょう)は、北海道網走支庁管内の網走郡に属した町。女満別空港の所在地として知られる。(ウィキペディアより)
名前の響き的に北海道の地域かなと思っていたが、どうやらそのようだった。どちらも空港があるので、みゆき様は両方の空港に訪れたことがあるのだろうか。ちなみに、今回の『組曲』のジャケット写真やアルバムの中に収められている歌詞カードに掲載サれている写真は、中部国際空港 セントレアで撮影されたものだ。
最初は具体的な国名や地名で始まる歌詞だが、歌詞全体を読んでみると、聴く人によって捉え方が変わってくる曲だなと感じた。旅で出会った人を想う旅人の歌にも聞こえてくるし、なかなか会えない恋人達の歌にも聞こえてくる。
ただ、曲の捉え方は違っても、頭の中にはどこかの場所の「夕暮れ」の光景が共通して浮かんでくるのではないかなと思う曲である。サビの以下の歌詞がそうさせるような気がする。
なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚さも あなたと私の町
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