加油!加油!台湾!ー2日目ー
台湾旅行2日目。
1日目の様子はこちら。
朝、9時位に起きる。
昨晩、即寝爆睡をしでかし、ベッドの上で布団も掛けず棒が横たわったみたいに寝ていた。
シャワーをマッハで浴びて出発。
この日の朝も西門駅までバスで送迎してもらう。
相変わらずバスの運転が怖い。
今日の計画を何も立てていなかった為、スターバックスで朝食兼作戦会議。
台湾のスターバックスも日本と変わらない内装とオシャレ感。
ただ、カップのサイズが日本よりもかなり大きい。
そういえば、コンビニで売っているペットボトルもほとんどが600mlで売っていた。
海外はやはりサイズが大きめなのだろうか。
スターバックスでパンを食べながら、今日の行程を決める。
昨日から「地球の歩き方」にお世話になりっぱなしだ。
かなり役立つ。
まずは、観光スポットとして有名な龍山寺に行くことに。
龍山寺駅からすぐの所にある。
龍山寺近くでは地元のおじさん達が将棋のようなものを指していて、その周りに人だかりができていた。
のどかな雰囲気だった。
龍山寺に着く。
前方右には滝?が流れていた。
やはり、日本に比べて色彩が派手だった。
境内を一周する。
それほど大きなお寺ではなかった。
長いお線香をもらいそれでお参りするのだが、その使い方が全く分からなかった。
見よう見まねでお参りした。
お線香を灰に立たせる場所が熱すぎて、とてもお祈りをする余裕がなかった。
おみくじもやった。
台湾のおみくじは少し変わっている。
やり方は以下だ。
- 赤い三日月形の木片を2つ持ち、心の中で願いことを言いながら(僕の場合はお腹が弱いのが治りますようにとお願いしながら)、木片を同時に地面へ落とす。
- 片方が表、片方が裏だったらくじの棒を引くことが許される。くじを引いた番号で良いか、さらにもう一度木片を落として、神様に伺う。OKだったら、その番号でくじの結果をもらう。NGだったら1.に戻る。
- 1.の時点で両方とも表、もしくは両方とも裏だったらくじの棒は引いてはいけない。ただ、1.を後2回繰り返すチャンスが残されている。
といった感じで、かなり手順が複雑なのだ。
ちなみに、僕は木片を全部で3回落としたが、全てNGだったので、お腹が弱いのを治したい僕の願いは1ミリも叶えられないのだろうと悟った。
龍山寺を回った後、次は国立故宮博物院に向かう。
国立故宮博物院は、中国美術工芸品が70万点近く収蔵されている。
常時展示されているのは6000~8000点で、それらが3〜6ヶ月ごとに入れ替わるので、全て観る為には10年以上かかると言われているらしい。
建物もスケールがとても大きい。
館内は写真撮影禁止だったが、色々な時代の壺や絵画があって面白かった。
ただ、展示品がかなり多いので全てを見切るのはかなりの時間を要する。
今回は、見たいエリアだけ観るようにした。
一通り館内を回った後、おみやげ売り場でおみやげを物色する。
ただ、びっくりするほど欲しいものがなかったので、ここでは何も買わなかった。
国立故宮博物院の隣にある中華料理レストラン「故宮晶華」でお昼ご飯。
チャーハンや焼売を食べた。
卵スープも美味しかった。
国立故宮博物院を後にし、一度台北駅まで戻る。
今までは地下鉄を利用していたが、次に行きたい場所は地上の鉄道を利用するからだ。
次に行くのは「九份」という人気観光地。
山の中に商店がひきしめあっていて、「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルとなったと噂されている(ジブリ側は否定しているらしい)場所だ。
鉄道で瑞芳駅まで行き、そこからバスで九份まで向かう。
そこで乗ったバスがそれはそれは運転が荒かった。
バスの中はとても混んでいて座れなかったのだが、その中で山のなかのくねくねした道を山の中とは思えない全力スピードで走り抜ける。
急カーブで曲がる度に、G(重力)がかかりそこかしこで悲鳴が上がっていた。
僕も曲がる度に「Gが! Gが!」と口走っていた。
そんなバスの苦行をやり遂げて、無事に九份に到着。
降りたバス停からの眺め。
商店が並ぶ通りの入り口はセブンイレブンがあった。
商店の通りはとても狭い。
途中で見える景色。
絶景だった。
これまたすごい景色。
メインの通りを外れてみる。
確かに、千と千尋っぽい。
雰囲気がとても良くて、歩くだけでもかなり楽しい。
道も入り組んでいて冒険している気分になる。
夕方、雨が降り出す。
小雨ですむかと思いきや、土砂降りになる。
大雨レベル。
すぐに道路が水たまりだらけとなり、靴の中が完全に浸水していた。
こりゃ退散した方が良いということになり、バス停まで戻るが、帰りのバス停の場所が分からない。
雨がひどくて視界もはっきりとしない。
一瞬タクシーで帰ろうとするが、運良くバス停を見つけた。
バスが既に来ていたのでそれに乗り込む。
座ることができてやっと落ち着くことができた。
ここまで雨でずぶ濡れになったのは久しぶりだった。
バスで1時間程戻り、終点にある駅から台北駅に戻る。
雨に濡れたことで体が冷え、電車の中で凍えそうだった。
電車に乗っている間に夜ご飯の場所を探す。
今回は小籠包を食べることに。
その小籠包屋さんがある中山駅まで向かう。
駅近にその小籠包屋「京鼎楼」がある。
お店に着き、早速注文。
ここは烏龍茶小籠包が名物らしい。
皮、アン共にお茶が練りこまれていて緑色だった。
食べてみたらとても美味しかった。
肉汁のジューシーさがとても良かった。
小籠包はこんなに美味しいものなのかと思った。
小籠包の他にも焼売を食べたりした。
お腹も満たされホテルに戻る。
とても眠かったが、今日はちゃんと布団に入り眠ることができた。
盛り沢山な1日だった。
2日目はこんな感じ。
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